KENWOOD L-02T (8号機)

KENWOOD L-02T (8号機) が到着

2023年11月18日、千葉県船橋市の U さんより KENWOOD L-02T の修理依頼品が到着しました。

定価30万円の超高級チューナ です。

この写真は照明を LED 化後です。



状態チェック

  1. 修理依頼者のコメント

  2. 外観

  3. 電源 ON してチェック

  4. カバーを開けてチェック



リペア (その1):S メータの振れがかなり少ない

  1. 原因

  2. 修理

  3. 修理後の動作チェック



リペア (その2):バリコン軸が接触不良になっている

  1. 右の写真で、軸が接触プレートに触れる部分が緑っぽいのが緑青サビ

  2. 以下のようにバリコン軸の接触回復作業しました

    1. エレクトロニッククリーナ を軸受けに噴射してから、何度もバリコン羽を動かすと緑青サビが湧き出てきます。

    2. 湧き出た緑青サビを刷毛や爪楊枝で丹念に落とします。

    3. [1] と [2] を何度も何度も繰り返します。

    4. 仕上げに、軸受けに CRC 5-56 を塗布して防錆処置します。

  3. 直りました!!!



リペア (その3):音がギスギスして歪っぽい

  1. [IF 基板の IFT コアが複数割れている] [既に指針が LED 化されていた] より、この個体はかなりいじられている気がします

  2. こうなると、[IF 基板] で通常は再調整しない IFT までいじくっている可能性があります

  3. 上記の再調整中に劣化がみられる OP アンプ IC が見つかりました

  4. 直りました!



リペア (その4):照明を LED 化

  1. アッと驚きました!

  2. LED 化が必要なのは [S メータ] [T メータ] [D/M メータ] [ダイヤル指針] です。 これ以外は元々 LED 表示です。

  3. L-02T (2号機) とほぼ同じ方法で LED 化したのですが、若干変更しました

  4. 下の写真のようにクッキリ・ハッキリの美しい照明になりました



リペア (その5):コイン電池を [CR2032]+[ソケット] に換装

  1. [コントロール基板] には [CR2430] コイン電池が実装されています (下の写真左)

  2. ユーザでも電池交換できるようソケット化しました (上の写真右)



リペア (その6):[電源基板] の [IC1] がグラグラになってハンダクラックしている

  1. 状況

  2. 対策



リペア (その7):左奥の足が外れている

  1. 状況

  2. 対策



再調整

  1. 電圧チェック (VP)

  2. FM 受信部の調整

  3. 調整結果



使ってみました

  1. 修理&再調整が終わって

  2. 感度や音質