SONY ST-S333ESG (17号機) が到着
2024年3月18日、山口県下関市の K さんより
SONY ST-S333ESG
の修理依頼品が届きました。
程度&動作チェック
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依頼者のコメント
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[電源が入らない] [使用中に電源が切れる] [周波数ズレ] [ブーブーという雑音が入る] などの不具合が出るようになりました。
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電源スイッチ ON からしばらくして、放送音に [ビー] とか [チャチャ] とか雑音が波打つように変化したりします。
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急に音が切れる時もありました。
基板を見ると電源部に焦げた跡が見られました。
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外観
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まずは梱包された状態で揺するとカランコロンという鬼太郎さんが住んでいました。
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開梱してみると、梱包状態が悪かったのか ST-S333ESG が箱の中で大きく傾いていました。
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カランコロンの原因は [C リングパネル] が外れて転がっていたためとわかりました。
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外れていた [C リングパネル] は問題なく取り付けできました。
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製造シリアル番号は [208398] で、電源コードの製造マーキングより [1990年製造品] とわかりました。
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[純正 AM ループアンテナ] は添付されていませんでした。
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フロントパネルには汚れ(サビ?)が目立ちます。
一番左で天板への折り返し部にアルマイトハゲがあります。
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右側サイドウッドの上側化粧ツキ板が大きく剥がれかかっています。
今なら修復可能です。
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更に一番上側で前から1/3くらいのところに当てキズがあります。
これは修復不可です。
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左側サイドウッドは特に問題ないです。
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リアパネルの端子類には薄いサビが出ていますが使用には問題ないと思います。
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底部に取り付けられている4つの脚のうち、右側の2つが正しくネジ留めされておらず、グラグラしています。
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フロントパネルを下側 (底部) から留めるネジ×4本がキチンと締め付けられていません。
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以上より、並み以下の中古状態といえます。
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電源 ON にてチェック
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電源は入ったのですが、筐体を軽く叩くと以下の現象が出ます。
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ディスプレイが真っ暗になることがある。
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受信周波数が変わってしまうことがある。
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受信音に [CAL TONE] のテスト音が混じることがある。
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こういう状態なので、まずはこの不安定さを直さないと状態の把握ができません。
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カバーを開けてチェック
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全体に薄っすらと綿ボコリが堆積していますが、目視で劣化とわかる部品は見られません。
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アンテナ端子台をリアパネルから留めるネジが左右逆になっています。
本機は内部をいじられているようです。
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アースバーを手で揺すると音が途絶えたりと、いろいろ不具合が出ます。
ハンダクラックがあると思います。
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電源部の [Q931] トランジスタがグラグラしています。
プリントパターンの補修が必要と思われます。
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基板の裏側をチェックしたら、この他にも問題があるかもしれません。
リペア (その1):ディスプレイが真っ暗になる
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原因
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[Q931] [R931] のリードのハンダ付け部分がハンダクラックしたためです。
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これらの部品でディスプレイ (FL 管) へ -17V の電圧を給電しています。
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この給電がハンダクラックで停止するとディスプレイ (FL 管) が真っ暗になるのです。
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左の写真で、赤〇で囲んだのが [Q931]、黄〇で囲んだのが [R931] のハンダ付け部分です。
5ヶ所ともハンダクラックしていました。
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[R931] のハンダクラックは補修ハンダ付けで直りましたが、[Q931] のほうはプリントパターンも腐食していてハンダが付きません。
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こうなると [Q931] のリードを利用して電気的に隣のランドにハンダ付けする対策となります。
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[Q931] のリードは短く切り取られているので、この対策ができません。
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この [Q931] では対策できないので、右の写真のように取り外しました。

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修理
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左の写真で赤〇で囲んだのが [Q931] 用として交換した [2SA10120L-Y] です。
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やや斜めに取り付けて電解コンデンサに発熱がかかるのを軽減しました。
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右の写真で赤〇で囲んだのが基板裏側での [2SA10120L-Y] のハンダ付け部分です。
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新品 [2SA10120L-Y] のリードを利用して電気的に隣のランドにハンダ付けしました。
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コレクタについてはリードの長さが足りなかったので、黒の熱収縮チューブを被せた銅線で接続しました。
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トランジスタのリードを長く残すことには意味があります。
なぜなら、リードが放熱器の役割もするからです。

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交換リスト
| 部品番号 |
交換前 |
交換後 |
備考 |
| Q931 |
2SB734 (1A) |
2SA1020L-Y (2A) |
トランジスタ |
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動作確認
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基板のどこをハンマリング試験してもディスプレイは点いたままです。
この現象は直りました!
リペア (その2):筐体を軽く叩くと [受信周波数が変わる] [受信音にテスト音が混じる] などの現象が出る
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原因
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アースバーでハンダクラックしたのが原因です。
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ST-S333ESG に基板上に細長い銅板が8本走っていますが、これがアースバーです。
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アースバーに電源電圧と GND ラインなので、ハンダクラックすると電圧と GND が不安定になるのです。
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電源電圧と GND が不安定なると動作も不安定になって、何がおこるかわかりません。
あってはならないことですから。
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左の写真はアースバーと基板とのハンダ付け部分です。
見事にハンダクラックしていました。
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右の写真は FM アンテナ端子と基板とのハンダ付け部分です。
見事にハンダクラックしていました。
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この他でもあちこちでハンダクラックしていました。

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修理
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8本あるアースバーのハンダ付け部分の全箇所を補修ハンダ付けしました。
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[FM ANTENNA (A/B)] [AM ANTENNA] [OUTPUT] 端子のリードのハンダ付け部分を補修ハンダ付けしました
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動作確認
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筐体のどこをハンマリング試験しても正常動作したままです。
この現象は直りました!
ここまでで電源と GND の不具合が直ったので、再度動作確認しました
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FM 受信
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感度が大きく下がっており、S メータがほとんど振れません。
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受信はできて音は出ますが [SETREO] 表示が出ません。
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オートチューニングで放送局を見つけられず、永遠に周波数更新を繰り返します。
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AM 受信
リペア (その3):FM オートチューニングで放送局を見つけられない
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原因
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FM 同調点調整の [IFT251] が経年変化で調整ズレしたためです。
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右の写真で、赤〇で囲んだのが [IFT251] です。
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同調点調整値は 0V ですが、これが 3.1V と大きくズレていました。
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ここは最悪でも 0.5V 以下でないとちゃんと受信できません。
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修理
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[IFT251] を再調整して直りました。
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[STEREO] 表示が出ない不具合も同時に直りました。
リペア (その4):FM で S メータの振れが少なく感度落ちしている
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原因
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FM フロントエンドにあるトリマコンデンサ [CT101] [CT102] [CT103] が故障・劣化したためです。
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[トリマコンデンサ] はハトメ構造になっており、経年変化でハトメ部分が接触不良になって容量抜けします。
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こうなると FM の感度が低下します。
少しずつ徐々に不良になっていくので気付くのが遅れます。
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ST-S333ES シリーズでは [トリマコンデンサ] の故障が散見されます。
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修理
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[トリマコンデンサ] ×3個を一斉交換しました。
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左の写真で赤〇で囲んだ部品が交換後です。
10pF セラミックトリマコンデンサを使いました。
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右の写真は交換前に基板に実装されていたトリマコンデンサです。

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動作確認
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トリマコンデンサを調整すると、感度が上がって S メータがビュ~ンと振れるようになりました。
直りました。
リペア (その5):[電気二重層コンデンサ] [タンタルコンデンサ] の交換
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概要
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[電気二重層コンデンサ] は電源 OFF 時のプリセット情報をバックアップします。
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[タンタルコンデンサ] は短絡事故が多く、別の種類のコンデンサに交換すると幸せになります。
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使われていたタンタルコンデンサの耐圧が 6.3V しかありません。
ここには 6V 近くの電圧がかかります。
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タンタルコンデンサは耐圧を超えた電圧がかかると簡単に内部短絡します。
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半世紀前に [人気者] だったタンタルコンデンサは、現在では短絡事故が多いことから [嫌われ者] になっています。
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換装する積層セラミックコンデンサはタンタルより ESR が低く高性能でやや高価な無極性コンデンサです。
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交換
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左の写真で、小さな赤〇で囲んだのが [C604]、大きな赤〇で囲んだのが [C605] の交換後です。
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右の写真は交換前に基板に実装されていた [C605] [C604] です。

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以下は交換リストです。
| 部品番号 |
交換前 |
交換後 |
備考 |
| C604 |
10uF/6.3V (タンタル) |
10uF/25V (積層セラミック) |
|
| C605 |
0.1F/5.5V |
1F/5.5V |
電気二重層コンデンサ |
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電気二重層コンデンサは 0.1F → 1F と10倍の容量になったので、10倍の10ヶ月メモリ保持できるかも?
リペア (その6):その他
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右側サイドウッドの化粧ツキ板が剥がれかかっている
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これ以上剥がれが進行しないよう、木工ボンドで補修しました。
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右側の脚の2つがグラグラしている
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この脚は取付方向があって、これを正しい位置にしないと留められません。
正しくネジ留めして直りました。
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フロントパネルを下側 (底部) から留めるネジ×4本がキチンと締め付けられていない
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アンテナ端子台をリアパネルから留めるネジが左右逆になっている
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正しくネジ留めしました。
性能には影響ないのですが、できる限りオリジナルにしたほうがよいです。
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全体に薄っすらと綿ボコリが堆積している
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エアブロアと刷毛を使って軽く清掃しました。
かなり綺麗になりました。
再調整
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電源電圧チェック (VP)
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実測値は以下のように良好です。
| VP |
表示電圧 |
実測電圧 |
判定 |
備考 |
| JW88 |
+30V |
+30.1V |
〇 |
PLL |
| JW89 |
+15V |
+15.1V |
〇 |
AUDIO |
| JW145 |
-17V |
-17.3V |
〇 |
FL |
| JW213 |
+13V |
+13.3V |
〇 |
DIGITAL |
| JW220 |
+5V |
+5.52V |
〇 |
DIGITAL |
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FM/AM 受信部の調整
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調整結果
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FM 受信部
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同調点調整が大きくズレていました。
再調整で規定内になりました。
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PLL 検波で大きめのズレがありましたが、再調整で規定内になりました。
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ステレオセパレーションが上がったので、音の解像度が良くなりました。
| 項目 |
IF BAND |
stereo/mono |
L |
R |
単位 |
| ステレオセパレーション (1kHz) |
WIDE |
stereo |
68 |
70 |
dB |
| NARROW |
39 |
46 |
dB |
| 高調波歪率 (1kHz) |
WIDE |
mono |
0.021 |
% |
| stereo |
0.021 |
% |
| NARROW |
mono |
0.13 |
% |
| stereo |
0.13 |
% |
| パイロット信号キャリアリーク |
WIDE |
stereo |
-72 |
-73 |
dB |
| オーディオ出力レベル偏差 |
WIDE |
mono |
0 |
+0.01 |
dB |
| CAL TONE 信号 |
WIDE |
mono |
379.8 |
Hz |
| -5.2 |
dB |
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AM 受信部
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[ST-SA5ES 純正 AM ループアンテナ] で最高感度になるように調整しました。
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別のループアンテナで使うと感度が落ちます。
ループアンテナは同調回路の一部なのです。
使ってみました
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修理&再調整が終わって
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この ST-S333ESG はハンダクラックとプリントパターン腐食で対策に手間取りました。
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素晴らしい性能と音質に蘇ってよかったです。
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手持ちの [RM-J300] 専用リモコンでの操作も良好でした。
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ワイド FM 対応クリコン
でのワイド FM 受信も良好でした。
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ST-S333ESG はアンテナ端子が2つあるので、ワイド FM 受信に便利です
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全体的にブラック基調のデザイン
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SONY デザインはやはり格好イイです。
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デザインが良くて性能も良い、持つべき価値があります。
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フロントパネルはアルミ材で、ヘアライン仕上げです。
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左右のサイドウッドが高級感を醸し出しています。
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FM 受信
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感度も S/N も一級品です。
微弱電波もしっかり捉えます。
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解像度がある素晴らしい音。
現代の安物チューナーとは全く異次元の音です。
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AM 受信
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感度は良いです。
ループアンテナでしっかり入感します。