SONY ST-S333ESX (2号機) をゲット!
2020年8月13日、東京都府中市の I さんより
SONY ST-S333ESX
の故障品を研究用に寄贈いただきました。
2020年11月に修理&再調整をしたのですが、再度2024年9月に本格的な修理&再調整をしました。
到着後、程度&動作チェック
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寄贈者のコメント
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突然、FM 受信周波数が 87.5~108.0MHz になって受信できなくなりました。
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外観
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製造シリアル番号は [203000] で、電源コードの製造マーキングより [1986年製造品] とわかりました。
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[純正 AM ループアンテナ] が添付されていました。
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フロントパネルの最上部のエッジにボツンとした僅かなアルマイト禿げがありますが、そう目立ちません。
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リアパネル自体は綺麗ですが、ここにある RCA 端子に薄いサビが出ています。
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天板にヘコミ等はありませんが、若干の粘着性の汚れがあります。
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左側サイドウッドは綺麗ですが、下側の端に2箇所の僅かなハゲがあります。
放置しても問題ない程度です。
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右側サイドウッドの下側の端に5箇所の小さなハゲがあります。
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前面に近い位置に 1×2cm 程度のシールの剥がし痕とこの時にできたと思われる大きいハゲがあります。
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電源 ON してチェック
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電源は正常に入り、FL 表示器の輝度は新品同様です。
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一番下側に一列あるボタンのほぼ全てが効きにくいです。
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特に [MUTING/MODE] [TUNING MODE] [MEMORY SET] ボタンが一発で反応せず、何回か押すと反応します。
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FM 受信周波数が 87.5~108.0MHz と輸出版の周波数になっています。
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思わず、リアパネルの型式シールを見てみましたが、FM 76~90MHz と書いてあるので、日本版に間違いないです。
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受信周波数表示は 87.5~108.0MHz となっていますが、実際の FM 受信では何も受信できません。
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VT 電圧を測定してみたら、どの受信周波数でも 28.4V でした。
これでは受信できるはずがありません。
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正常であれば VT 電圧は、[低い周波数受信~高い周波数受信] で [8~20V] 程度になります。
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PLL 回路は OSC 周波数を 98.2MHz 以上に上げようと VT 電圧を上げるのですが、同調回路が日本バンドのままなので追随できません。
VT 電圧を最高の 28.4V にしてギブアップするのです。
以下の表は参考です。
| 地域 |
受信周波数 |
OSC 周波数 |
中間周波数 |
エンファシス |
| 日本 |
76.0~90.0MHz |
65.3~79.3MHz |
10.7MHz |
50us |
| 西ヨーロッパ |
87.5~108.0MHz |
98.2~118.7MHz |
| アメリカ |
88.0~108.0MHz |
98.7~118.7MHz |
75us |
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[PRESET] ボタンの 1~8 は問題なくプリセット/コールできますが、9~10 は全く反応しません。
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[SCAN] ボタンでプリセットスキャンしてみると、1~8 の間しか動かず、やはり、9~10 は使えません。
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以上より、MCU 動作プログラムがテストモード等に切り替わってしまったようです。
こうなった原因はわかりませんが ・・・
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AM は問題なく良好に受信できます。
リペア (その1):FM 受信周波数が 87.5~108.0MHz と輸出版の周波数になっている
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調査と推定原因
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この状態で各部の動作状態をチェックしましたが問題なく部品の故障ではなさそうです。
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こうなると、MCU を完全にリセットしたら直るかもです。
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MCU は [IC601] TMP47C40-6308 です。
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プリセットメモリ (RAM) はこの MCU に内蔵されています。
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本体電源 OFF にすると MCU の電源を電気二重層コンデンサの [C601] 33mF/5.5V でバックアップします。
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すなわち、本体電源 OFF にしても [C601] で2週間~1ヵ月は MCU は動き放しです。
HOLD モードですが
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MCU を完全にリセットするには、[C601] をディスチャージする必要があります。
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修理
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[C601] をディスチャージ
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[C601] をディスチャージすれはよいのですが、容量が大きいので、直接短絡するのは危険です。
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47Ωの抵抗が直列に入っている [C613] 10uF/16V タンタルコンデンサの両端でディスチャージするのがよいです。
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本体電源を OFF とします。
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[C613] の両端をリード線で短絡してディスチャージします。
このまま1分間待ちます。
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短絡に使ったリード線を忘れずに取り外します。
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[C601] ディスチャージ後、本体電源 ON してみる
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見事! FM 受信周波数が 76.0~90.0MHz の日本バンドに戻りました!!!
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修理後の動作確認
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FM が 76.0~90.0MHz の範囲でちゃんと受信できるようになりました。
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[PRESET] ボタンの 9~10 が反応するようになって、全てのボタンで正常に Save/Call できます。
こちらも直りました。
リペア (その2):一番下側に一列あるボタンほぼ全てが効きにくい
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原因
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ボタンに使っているタクトスイッチが劣化して接点の接触不良やチャタリング状態になっているのです。
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製造から38年経っているので、ある程度やむを得ないです。
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修理
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一番下にある一列分の タクトスイッチ×9個 を一斉交換しました。
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左の写真は交換後の一部分です。
トップがピンク色の部品がタクトスイッチです。
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右の写真は、これまでフロントパネル基板に実装されていた劣化したタクトスイッチです。

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修理後の動作確認
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全てボタンが一発で気持良く反応するようになりました。
直りました!!!
リペア (その3):[電気二重層コンデンサ] [タンタルコンデンサ] 交換
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概要
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プリセットメモリをバックアップする電気二重層コンデンサは製造後38年経っているので、そろそろ寿命です。
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タンタルコンデンサは短絡事故をおこしやすいので、別の種類のコンデンサに置き換えたほうが良いです。
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交換リスト
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タンタルコンデンサより積層セラミックコンデンサのほうが ESR が低く優秀です。
| 部品番号 |
交換前 |
交換後 |
備考 |
| C601 |
39mF/5.5V |
1F/5.5V |
電気二重層コンデンサ |
| C604 |
10uF/16V (タンタル) |
10uF/25V (積セラ) |
積層セラミックコンデンサに交換 |
| C613 |
10uF/16V (タンタル) |
10uF/25V (積セラ) |
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交換
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左の写真は交換後で、赤〇で囲んだ左から [C604] [C613] [C601] です。
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右の写真は、交換前に基板に実装されていた古い [C601] [C604] [C613] です。
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交換前の電気二重層コンデンサは 39mF の容量しかないのに恐竜のように巨大です。
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白亜紀の代物なので交換したほうが幸せになれます。
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交換に使った電気二重層コンデンサは左の写真でわかるように小型です。

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電気二重層コンデンサで電源 OFF の時にプリセットメモリをバックアップします
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バックアップ時間はオリジナルの 39mF の時で1ヶ月です。
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39mF → 1F と26倍の容量になったので計算上は26ヶ月になるはずです。
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でも自己放電もあるので、実際には数ヶ月と思います。
リペア (その4):その他
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フロントパネルの最上部のエッジにボツンとした僅かなアルマイト禿げがある
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黒のマジックペンでメークして目立たなくなりました。
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RCA 端子に薄いサビが出ている
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天板に粘着性の汚れがある
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ガムテープの剥がし跡と思われ、無水アルコールと OA クリーナで綺麗になりました。
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左側サイドウッドの僅かなハゲ
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右側サイドウッドの小さなハゲとシールの剥がし痕
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無水アルコールで清掃後、補修塗りとワックス塗布で目立たなくなりました。
調整
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電圧チェック (VP)
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電圧の実測値は以下のように良好でした。
| VP |
標準値 |
実測値 |
備考 |
| JW174 |
+15V |
+15.5V |
チューナ用 |
| JW122 |
+15V |
+15.7V |
FL 管用 |
| JW169 |
+5.6V |
+5.57V |
デジタル用 (MCU) |
| JW92 |
+30V |
+31.0V |
VT 電圧用 |
| D907-R |
-6V |
-5.61V |
コントロール用 |
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FM/AM 受信部の調整
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調整結果
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FM 受信
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FM ステレオセパレーションなどは以下となりました。
当たり!の個体です。
メチャメチャ優秀な性能
です。
| 項目 |
IF BAND |
stereo/mono |
L |
R |
単位 |
| ステレオセパレーション (1kHz) |
WIDE |
stereo |
70 |
70 |
dB |
| NARROW |
32 |
33 |
dB |
| 高調波歪率 (1kHz) |
WIDE |
mono |
0.0095 |
% |
| stereo |
0.016 |
% |
| NARROW |
mono |
0.41 |
% |
| stereo |
0.41 |
% |
| パイロット信号キャリアリーク |
WIDE |
stereo |
-78 |
-78 |
dB |
| オーディオ出力レベル偏差 (1kHz) |
WIDE |
mono |
0 |
0 |
dB |
| CAL TONE |
WIDE |
mono |
398.4 |
Hz |
| -5.09 |
dB |
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AM 受信
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[純正 AM ループアンテナ] で最高感度になるよう調整しました。
使ってみました
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パネルやボタンなどの機構部はバブル期 (1985~1991年) を反映した贅沢な作りになっており、
超貴重品!
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FM は、感度・S/N・解像度とも良く、細かい音がよく聴こえます。
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特に本機は当たり!の個体で、ST-S333ESX の中でも最上位の性能が出ています。
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AM は、感度が良く音も良いです。
ただし、AM 音質です。
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高級感あふれるチューナです。
超お奨め!!!
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SONY の ST-S333ES シリーズ FM チューナについて
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ST-S333ES シリーズは ST-S333ESX (1986年) に始まり、ST-SA5ES (1995年) で終わりました。
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ちょうど日本のバブル経済期と一致しています。
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ST-S333ESX の1つ前に ST-S333ES (1984年) がありますが、構成がやや違うので除外しています。
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むしろ、
ST-S555ESX
(1986年) が前作に当たります。
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ST-S555ESX ではディスクリート構成であった MPX を高性能 IC 化したのが ST-S333ESX です。
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ST-S333ESX が記念すべき初代
で、SONY の高級 FM チューナの製造技術が確立しました。
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これ以降は全てマイナーチェンジで、構成はほぼ変わらず、性能も変わりません。
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同調ノブのない ST-S333ESX はデザイン的に筆者の好み
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全てボタン操作だけなので、フロントパネルがフラットでスッキリしています。
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デジタルチューニングなので、同調ノブなんて不要
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通常はプリセットボタンで選局すると思うので、同調ノブなんて全く使わない
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使わないし、デザインを崩すし、
同調ノブがないほうが美しい!