TRIO KT-7700 (6号機) をゲット!
2026年6月21日、兵庫県三田市の O さんから
TRIO KT-7700
を研究用に寄贈いただきました。
定価7.8万円
の FM 専用チューナで、検波は
マルチプリケーティブ・ディスクリミネータ
です。
到着時は不気味な濃い緑色の LED に換装されていましたが、ウォームホワイト色 LED に照明をやり直しました。
やはり、ウォームホワイト色が暖か味があって素敵です。
程度&動作チェック
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寄贈者のコメント
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数年前にヤフオクで買いました。
照明ランプが緑色 LED に換装されています。
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電源を入れて30分ほどするとチューニングがずれて中断します。
ダイヤルを合わせ直せば音は出ます。
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外観のチェック
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製造シリアル番号は [410726] で、電源コードの製造マーキングより [1977年製造品] とわかりました。
半世紀物ビンテージ品です。
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フロントパネル
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真正面から見るとかなり綺麗です。
この頃の TRIO デザインは美しいです。
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アルミパネルの左サイドとパネルボトム左側に当てキズがありますが、正面からはほぼ見えません。
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透明ガラスの所々に虹が見えます。
2枚貼り合わせガラス構造になっており少し剥がれかけているのです。
そう気にはならない程度です。
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各ノブ、各スイッチトップは綺麗です。
これ以外も綺麗です。
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リアパネル
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リアパネル自体は綺麗です。
[RCA 端子] に少しクスミがあります。
[F 端子] [ネジターミナル端子] は問題ないです。
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同軸ケーブルの外側被覆を留める小さいネジに赤サビが出ています。
現代では [F 端子] を使うのが普通なので支障はないと思います。
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[天板] [左側板] [右側板] は少しスレがある程度で十分綺麗です。
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[底板] にスレがありますが、ここは普通には見えない箇所なので問題ないです。
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電源 ON してチェック
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電源は問題なく入りましたが、
あっと驚きました!
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不気味な緑色照明に変更されていました。
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この緑色は KT-7700 に全然合いません。
透明ガラス内のサブパネルの色と合わないのです。
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おまけにメータ照明にムラがあります。
こりゃ~ダメでしょう!

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[S メータ] [T メータ] [D/M メータ] は正常そうに振れます。
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[T メータ] をセンタより左にしないと muting が解除されず、[STEREO] ランプも点灯しません。
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muting が解除される T メータ指針範囲が狭過ぎます。
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寄贈者のいう「チューニングがずれて中断する」の原因と思います。
少しの周波数ドリフトで受信できなくなるのです。
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カバーを開けてチェック
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前回メンテナンス者により、照明 LED 化されています。
詳しくは「リペア (その2)」で述べます。
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[IC13] が CAN タイプの [RC4558T] から DIP タイプの [NJM4558DD] に交換されています。
理由は不明です。
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オーディオ出力の [C135] [C136] 電解コンデンサがオーディオクラス電解コンデサに交換されています。
音質向上狙いでしょう。
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内部はシャーシやフレームに錆はなく、基板も非常に綺麗です。
目視で明らかに劣化とわかる部品は見当たりません。
リペア (その1):[T メータ] をセンタより左にしないと muting が解除されない
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概要
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[T メータ] をセンタより左にしないと muting が解除されず [STEREO] ランプも点灯しません。
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ファインチューニングマークの左端で、muting 解除されるメータ指針範囲はごく狭いです。
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単なる FM 同調点ズレではない気がします。
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調査と原因
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下の回路図は FM 同調点検出部分です。
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[T メータ] の指針がファインチューニングマーク範囲になると [A] の電圧が 0V、それ以外では +1.4V くらいが正しいです。
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電圧を測定してみると、この通りだったので、FM 同調点は正しく検出されています。
ここが原因ではないです。

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下の回路図は muting ロジック部分です。
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[Qg13] [Qg12] [Qg11] [Qg14] で AND ゲートを構成しています。
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[Qg13] [Qg12] [Qg11] の全てが ON になった時に [Qg14] のコレクタ [E] が H レベルになって muting を解除します。
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[B] は [IF TRIGGER] で、IF 部に有効な信号があれば [B] が H レベルになり、[Qg13] を ON にします。
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[C] は [muting レベル] で、S メータ が muting レベル以上であれば [C] が H レベルになり、[Qg12] を ON にします。
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[D] は [FM 同調点] で、FM 同調点検出していると [C] が H レベルになり、[Qg11] を ON にします。
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[B] [C] [D] の電圧を測定すると [B] が L レベル、[C] [D] は H レベルでした。
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要は AND 条件の [B] が成立しておらず、[IF TRIGGER] に問題があることになります。

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下の回路図は [IF TRIGGER] 部分です。
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FM 受信できている時に [F] の電圧を測定すると +2V でした。
低い感じがします。
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まさかと思って [Lg11] を調整すると、[F] の電圧がグ~ンと上がって +6.3V になりました。
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電圧が上がると同時に muting が解除されて音が出るようになりました。
[STEREO] ランプも点灯しました。
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原因は [Lg11] の調整不良でした。
前回メンテナンス者が調整を誤ったのかな?

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修理
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[Lg11] [VRg2] を再調整して直りました。
部品交換はありません。
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修理後の動作チェック
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FM 受信で [T メータ] をセンタにすると音が出て [STEREO] ランプが点灯します。
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[T メータ] の指針をファインチューニングマーク内で左右に振らせても、ちゃんと受信できます。
正常です。
リペア (その2):照明 LED 化のやり直し
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概要
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到着時点で前回メンテナンス者により照明を LED 化されていましたが、濃い緑色で不気味な照明でした。
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おそらく、前回メンテナンス者も失敗したと思っている気がします。
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ですから、ここではウォームホワイト色 (電球色) の LED を使って、LED 化をやり直します。
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KT-7700 オリジナルの照明回路
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周波数ダイヤルはガラス管 FUSE 形状のフィラメントランプで左右から照射しています。
(DIAL LEFT, RIGHT)
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各メータは豆球形状のフィラメントランプで個別に照射しています。
(S, T, D/M METER)
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各フィラメントランプは 8V/0.3A のため、8V×0.3A×5個 = 12W も電力消費しています。

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前回メンテナンス者が実施した LED 化
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下の回路に変更されていました。
全て緑色 LED を使っていました。
なぜ?こんな不気味な色にしたのだろうか???
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[LED 電源基板] を新設して、フィラメントランプの時に使っていた AC7.5V 巻線を DC 化しています。
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[A] とある LED は FUSE 型ランプ、[B] とある LED は 豆球型ランプのリプレースです。
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LED 化すると不要になる [D2] は除去、LED 化に合わせて [R5] を変更しています。

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下の写真は、前回メンテナンス者が製作した [FUSE 型 LED] の表と裏です。
よーやるな!

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左の写真は、前回メンテナンス者が製作した [豆球型 LED] です。
よーやるな!
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右の写真は、前回メンテナンス者が製作した [LED 電源基板] です。
[電源基板] の左上に取り付けられています。

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LED 化やり直し
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前回メンテナンス者の製作物を一部流用
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[LED 電源基板] はそのまま流用します。
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[FUSE 型 LED] から LED と抵抗を除去して残った基板を流用します。
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[豆球型 LED] は使いません。
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リプレースに使う LED
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テープ LED は [S メータ] [T メータ] [D/M メータ] 照明に使います。
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テープ LED を使う理由は照明ムラを無くすためです。
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フィラメントランプは照射角が360度ありますが、LED は30度しかないのです。
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LED の照射角が狭い欠点を LED の数で補うのです。
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発色はウォームホワイト色 (電球色) です。
1m あたり高輝度 LED 240個の凄まじい製品です。
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LED 3個を1単位として、単位ごとにカットできます。
各メータあたり4単位 (LED 数は12個) 使います。
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3mm 砲弾型 LED は [FUSE 型 LED] リプレースに使います。
[ウォームホワイト色、14400mcd、照射角30度] です。

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やり直し LED 化の回路です。
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[FUSE 型 LED] 基板にウォームホワイト色 LED を実装し、抵抗を 2.2kΩにしました。
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[R5] の抵抗値を変更しました。
今回使った LED のほうが、前回メンテナンス者が使った LED より明るいためです。
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周波数ダイヤルとメータの明るさが揃うよう、[電源基板] の 12pin からの配線に 100Ω を追加しました。

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下の写真はアクリル製の導光板にテープ LED 貼り付けた様子です。
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長いのが [S メータ] [T メータ] 用で、短いのが [D/M メータ] 用です。
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貼り付けには経年変化しない260℃耐熱ポリイミドテープを使っています。

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LED 化やり直し完了!
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期待以上の素敵で綺麗な表示です。
テープ LED を使ったのでメータ照明にムラがありません。

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やはり、到着時の不気味な濃い緑色より
暖か味のある電球色のほうが美しい!
リペア (その3):その他
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RCA 端子にクスミがある
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ピカール液
を使ってマイクロ研磨して、かなりマシになりました。
再調整
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電源電圧チェッック (VP)
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電圧の実測値は以下のように良好でした。
| VP |
標準値 |
実測値 |
判定 |
備考 |
| 電源基板 |
14pin |
+13V |
+13.3V |
〇 |
+B |
| 18pin |
-13V |
-13.9V |
〇 |
-B |
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FM 受信部の調整
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調整結果
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なぜか? IFT の [L4] [L5] [L6] [L10] [L11] の調整が大きくズレていました。
再調整で規定内に入りました。
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前回のメンテナンスで全く調整していないように思われます。
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再調整で以下のような素晴らしいオーディオ性能に蘇り、聴き違えるほど良い音になりました。
| 項目 |
IF band |
stereo/mono |
L |
R |
単位 |
| ステレオセパレーション (1kHz) |
wide |
stereo |
63 |
64 |
dB |
| narrow |
37 |
36 |
dB |
| 高調波歪率 (1kHz) |
wide |
mono |
0.039 |
% |
| stereo |
0.039 |
% |
| narrow |
mono |
0.40 |
% |
| stereo |
0.40 |
% |
| パイロット信号キャリアリーク |
wide |
stereo |
-73 |
-78 |
dB |
| オーディオ出力レベル偏差 (1kHz) |
wide |
mono |
0 |
+0.05 |
dB |
使ってみました
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修理&再調整が終わって
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あらためて KT-7700 の作りは良いと思いました。
値段 (定価78,000円) だけのことはあります。
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[ノブ] [スイッチトップ] [ボタントップ] が光沢のあるアルミで質感抜群です。
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[IF band] [meter] ボタンの穴枠に繊細な縁飾りが取り付けられており、仕上げの良さを感じます。
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フロントエンドに使用しているバリコンが素晴らしく立派です。
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やり直した照明 LED 化はとっても美しいです。
ムラのない暖か味のある照明は正解です。
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再調整で KT-7700 本来の素晴らしい性能と高音質に蘇りました。
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調整していてもすごく安定な数値を叩き出して、やはり高級機だなぁ~と思いました。
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デザイン
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ともかく大きくて重いですが、
測定器のような素晴らしい作り
です。
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フロントパネルは 4mm の分厚いアルミ材で高級感あります。
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天板や側板の作りは良く頑丈です。
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ダイヤルとメータに照明があって、ON すると浮き上がって素敵です。
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チューニングノブは直径 42mm の光沢アルミ材で高級感あります。
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チューニングノブでダイヤル指針は、高級感のある動きをします。
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最前面の透明パネルと内部の周波数パネルがガラスでできています。
このため透明度が高く高級感バッチリです。
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感度や音質
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放送を聴くと、とても良い音が出ます。
派手さが少なく歪感がない大人しい良い音です。