HP 15s-fq5131TU

HP 15s-fq5131TU をゲット！

2023年9月21日、 amazon で HP 15s-fq5131TU の新品が 送料税込72,800円 でした。 amazon ポイントも付いたので実質7万2千円。 購入時の最新モデルですが、おそらく製品切換時期のため安いのだと思います。

今まで使っていた LIFEBOOK U939/A は13.3インチの画面にフル HD なので、長時間使うと目の疲れが激しいです。 そこで、持ち出しには向かないが画面が15.6インチと大きい本機を自宅使用専用に購入したのです。

左の写真から大体のスペックがわかります。 [Core i7-1255U] [IPS カラー液晶 1920×1080] [Wi-Fi6 (AX)] です。

OS は [Windows11 Home] でしたが、リモートデスクトップを使いたいので [Windows11 Pro] にアップグレードしました。

メモリは 8GB で普通に使うには十分ですが余裕がないで、16GB に増量しました。

SSD は 256GB ですが、(自宅で使う場合) データは NAS に蓄積しているので問題ありません。

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いきなり、アップグレード！

1. [Windows11 Pro] へアップグレード
   
   
   • 別途購入した [Windows11 Pro 32/64bit プロダクトキー] を以下の手順で入力します。
     
     
     1. [スタートボタン]→[システム]→[ライセンス認証]→[Windows のエディションをアップグレード]→[プロダクトキーを変更する] と辿ります。
        
        
     2. [変更] をクリックして、Windows10 Pro のプロダクトキーを入力します。
        
        
     3. [次へ] を選ぶとWindows11 Proへのアップグレードが開始されます。 数回再起動が行われます。
        
        
   • 見事！ [Windows11 Pro 64bit] に変身しました！！！
     
     
2. メモリ換装
   
   
   • HP 15s-fq のメモリー増設方法について によるとメモリスロットは2個で DDR4-3200 が適合するらしい。
     
     
     • ここに記載の手順で、内蔵メモリを [4GB×2]→[8GB×2] に換装しました。
       
       
     • 入手した個体は左リア側から殻割しやすかったです。
       
       
   • 使ったメモリは [ADTEC CT8G4SFS832A]×2枚セットで、送料税込3,700円でした。
     
     
     • なぜか？ Windows11 には [Crucial CT8G4SFS832A] として認識されました。 不思議だがまあイイか。
       
       
   • 見事！ [メモリ 16GB] に変身しました！！！
     
     
3. Office 環境を構築
   
   
   • やはり、パソコンには Office 環境が必要ですね。 文書作成やデータ整理で使います。
     
     
   • そこで Microsoft 365 を導入して使えるパソコンにしました。
     
     
   • 昔は Office 365 と称していましたが、今は Microsoft 365 に名称が変わったようです。
     
     

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各部を眺める

1. 各部の名称
   
   
   • ごく普通です。 必要なものは揃っています。
     
     
     
     
2. インタフェース
   
   
   • 基本的に外部機器とのインタフェースは USB しかありませんが、ノートなので十分です。
     
     
     
     
3. スマート AC アダプタ
   
   
   • 付属の AC アダプタは スマート AC アダプタ となっています。
     
     
     • [型式：TPN-CA14] [パーツ番号：L25296-002] [DC19.5V/2.31A] です。
       
       
     • プラグは 3pin 構造になっており、ID pin があります。
       
       
     • AC コネクタはミッキーマウス型の 3pin 仕様です。
       
       
   • 普通の AC アダプタと何が違うのでしょう？
     
     
     • ただのACアダプターとスマートACアダプターの違い を読んでもイマイチわかりません。
       
       

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使ってみました

1. 到着時の感想
   
   
   • ヤマトさんから受け取りましたが、梱包がメチャ小さく、そして軽いのです。 本当にパソコンが入っているのか心配になりました。
     
     
   • 二重梱包されていましたが、HP の箱は 550×303×68mm と小さく、茶色のごくシンプルなダンボール箱でした。
     
     
   • 開梱してみると、確かにパソコンが入っていました。 ホッとしました。
     
     
   • 付属品は [スマート AC アダプタ] [電源コード] [ウォールマウントプラグ] [保証書]、この他に使わないだろうと思う冊子でした。
     
     
2. 本機は HP としては安価なエントリクラスの位置付けですが、普段使いには十分な性能
   
   
   • ボディのほとんどはプラスチックで、ケース構造はシンプルです。
     
     
     • 裏ブタだけを外すということはできず、普通にはユーザでバッテリ交換すらできないです。 スマホと同じ。
       
       
   • ケース構造でコストダウンしていますが、性能は1クラス上と変わりません。
     
     
     • そう、このマシンはパフォーマンスモデルなのです。
       
       
   • パソコンというのは世の中で一番価値寿命が短い製品の一つです。
     
     
     • 新品から3年目で 1/10 の価値になり、6年目で廃棄処分料が必要になってゼロ価値以下になります。
       
       
     • このような価値消耗が激しい製品は、安価でそこそこの性能のマシンを数年で買い替えるという発想ができます。
       
       
     • 本機はまさに、この発想に合致する製品なのだと思います。
       
       
3. デザイン
   
   
   • 上カバーにある [hp] のエンブレムが眩しい！
     
     
   • プラスチック筐体ですが、パッと見はメタルに見え、安っぽさを感じないです。
     
     
     • 筆者以外は触ってはイケマセン、ミルダケヨ！
       
       
     • プラスチック筐体なので持った時に大きさよりも軽く感じます。 これはメリット！
       
       
   • 大きさは 358×242×17.9～21.5mm で15インチクラスとしてはコンパクト
     
     
     • 特に 厚み 21.5mm 以下 と薄いです。
       
       
     • 昔の15インチクラス・ノートパソコンのあの厚みはありません。
       
       
   • 重さは 1.6kg で軽い！
     
     
     • 大きさを我慢するなら持ち出しもできそうです。
       
       
     • 昔の15インチクラス・ノートパソコンはドテッと重くて筋トレできましたが、本機では軽過ぎて無理です。
       
       
   • キートップが大きく、キー間隔も広いので打ち込みやすいです。
     
     
   • [イメージパッド] を装備しており、これでもマウス操作もできます。
     
     
   • ディスプレイがワイド 15.6インチと大きく、目が疲れにくいのが良いです。 解像度は FHD 1920×1080 で広さは十分です。
     
     
   • SSD 採用なので、外部ショックに強く、多少手荒に扱っても大丈夫です。
     
     
   • 内蔵 Wi-Fi は IEEE802.11ax /ac/a/b/g/n に対応します。 2x2 ストリームで 1200Mbps (ax) です。
     
     
     • 有線 LAN 端子はありませんが、Wi-Fi で十分以上の速度が出るので、これでよいと思います。
       
       
   • [電源] [ストレージアクセス] ランプは小さく、右サイド奥にあるので、確認し辛いです。
     
     
     • 初めて電源 ON した時は、このランプがあるのに気が付かず (本当に電源が入ったか) 焦りました。
       
       
4. IPS カラー液晶パネルは素晴らしい！
   
   
   • 深い色合いで黒は真っ黒になり、ここに色が浮かび上がり、クッキリ表示できます。
     
     
   • 画面の輝度を暗くしても綺麗な色を表示します。 低輝度で使えるので、目に優しいです。
     
     
   • 視野角が広いです。 画面サイズは15.6インチあるので、この意味でも見やすいです。
     
     
5. サクサクと軽快に動作
   
   
   • やはり第12世代の Core i7-1255U プロセッサは速い！
     
     
     • 電源 ON してから10秒で使用可能になるなど快速です！ 筆者より本機のほうが完全に速いです。
       
       
   • ネットワークは IEEE802.11ax で送受ともフルスピードの 1200Mbps でリンクできました。
     
     
     • このくらいの速度が出ると、有線 LAN の必要性を全く感じません。 スイスイ動きます。
       
       

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その他

1. 筆者はファンクションキーを多用しており、いちいち [fn] キーを押すのは面倒
   
   
   • デフォールトではアクションキー (音量など) が優先になっているのです。
     
     
   • BIOS を起動し [Configuration] の [Action Keys Mode] を [Disable] にすると、ファンクションが優先になりました。
     
     
2. 以前のパソコンからメーラーの Thunderbird のデータを本機に移管したら、[統合フォルダ] の並びが崩れました。 こりゃ～ イカン！
   
   
   • C:\Users\xxxxx\AppData\Roaming\Thunderbird\Profiles\183ocdgk.default-release\Mail フォルダにある smart mailboxes フォルダを丸ごと削除したら直りました。 このフォルダは削除しても自動的に再構築されます。
     
     
   • 原因は、本機にインストールした Thunderbird のバージョンは移管元よりが新しく、データに不整合が生じたと推測しています。
     
     
3. NAS をアクセスすると、右のように怒られる
   
   
   • NAS を IP address で直接アクセスしていると、この警告が出るようです。
     
     
   • 正しくは NAS に名前を付けて、この名前でアクセスすればよいのですが、面倒です。
     
     
   • [コントロールパネル]→[インタネットオプション]→[セキュリティ]→[ローカル イントラネット]→[サイト]→[詳細設定] と辿ります。
     
     
   • ここに NAS の IP address を登録します。 これで怒られなくなりました。
     
     
   • 同時に NAS に置いた Office データをアクセスする時に出る警告も出なくなります。
     
     
4. 筆者の場合、データは NAS に入れており、自動バックアップしているので OneDrive は不要
   
   
   • OneDrive は便利な半面、ブラウザに記憶させた ID/Password なども同期と称して自動保存してしまいます。
     
     
     • キチンとセキュリティ対策できればよいのですが、それが自分でできないなら使わないほうがよいです。
       
       
   • クラウドのストレージはその管理者には内容が見えてしまうのも心配 だし、以下のセキュリティリスクもあります。
     
     
     • [なりすましによる攻撃の可能性] [外部からの不正アクセス] [内部者の過失] などなど
       
       
     • 普通には Microsoft アカウントに紐づけされるので、そのアカウントが推測されやすい。
       
       
   • そこで、OneDrive をアンインストールしました。
     
     
     • OneDrive を使わざるを得ない必然性がなければアンインストールしたほうが安心です。
       
       
5. 外付け USB HDD が最終アクセスからたった1分で電源 OFF してしまうので使い辛い
   
   
   • 対処方法
     
     
     1. 電源オプションでUSB設定が表示されない！解決法【追記版】 を参照してレジストリを追加します。
        
        
        • [コントロール パネル\すべてのコントロール パネル項目\電源オプション\プラン設定の編集] の [詳細な電源設定の変更] をクリックして表示される [詳細設定] に [USB 設定] が追加されます。
          
          
     2. [詳細設定] の設定を変更します。
        
        
        • [ハードディスク]-[次の時間が経過後ハードディスクの電源を切る]-[電源に接続] を [12分] に設定します。
          
          
        • [USB 設定]-[USB のセレクティブサスペンドの設定]-[電源に接続] を [無効] に設定します。
          
          
   • 以上で USB HDD の電源は最後のアクセスから10～11分は入ったままになります。
     
     
     • 10～11分はそもそもの USB HDD のオートスリープ時間です。 ですから、Windows11 側の設定は12分でよいのです。
       
       
   • 従来設定の Windows11 からのサスペンド時間が1分では短過ぎで連続作業に支障がありました。
     
     
     • USB HDD が [スリープ]→[使用可能] になる時間が繰り返されるので遅くてたまらない！
       
       
     • USB HDD がスリープするまでに10分あると普通に使えます。 そう問題はないレベルになります。
       
       
6. 付属の [スマート AC アダプタ] の代わりに [PD 充電器] が使えないか試してみた
   
   
   • amazon で右の写真のような [HP 専用 PD 充電器用 Type C 変換プラグ] が [1個で849円] [2個で1,199円] 売られています。
     
     
   • これで給電＆充電できないだろうか？
     
     
     • プラグ形状は本機にピッタリ合います。
       
       
     • 本機はスマート充電器を要求します。
       
       
     • ところが、スマート ID pin があるのか販売記事からわかりませんでした。
       
       
   • 悩んでも仕方ないので、運を天に任せて購入してみました！
     
     
     • 安いし、NG だったら別の用途で使おうと思って [2個で1,199円] を買いました。
       
       
     • 送られてきた変換プラグを観察すると、スマート ID pin がありました。
       
       
     • 変換プラグのボディには [FOR HP] [19.5V] と刻印されています。
       
       
   • 65W PD 充電器の CLIENA A65PD3G と組み合わせて試験してみました。
     
     
     • 65W と言っても本機に付属していた [スマート AC アダプタ] よりはるかに小型です。
       
       
     • 見事！ 良好に給電＆充電できました！！！
       
       
     • 念のため 65W PD 充電器の全てのポートを同時に使ってみましたが全く問題ありません。
       
       
     • これで本機に付属していた [スマート AC アダプタ] の代替ができることがわかり、安心です。
       
       
   • その後、同じく 65W PD 充電器の SOOMFON PQ655CCA-JPZ でも問題なく動作することが確認できました。
     
     

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仕様ほか

1. ドキュメント
   
   
   • HP 15s-fq5000 シリーズ・ユーザーガイド
     
     
   • HP 15s-fq5000 シリーズ・モデル比較
     
     
   • HP Laptop 15s-fq5131TU product support page
     
     
2. レビュー記事
   
   
   • HP 15s-fq 実機レビュー【エントリー機種だが快適に使える・質感はそれなり】
     
     
   • HP 15s-fq のレビュー 普段使い用低価格モデル
     
     
3. 参考記事
   
   
   • HP 15s-fq のメモリー増設方法について
     
     
   • Windows 11 PC を OS 初期化して工場出荷時と同じような状態へ戻す方法
     
     
   • Windows 11 PC 初めて電源を入れた時に行う初期セットアップ方法
     
     
   • Windows 11 を導入したら最初にやっておくべき初期設定
     
     
4. BIOS 起動方法 ・・・ 以下のいずれかの操作を行う
   
   
   • 電源を入れるか再起動してすぐに [f10] キーを押す。
     
     
   • 電源を入れるか再起動してすぐに [esc] キーを押し、スタート メニューが表示されたら [f10] キーを押す。
     
     
5. 概略仕様
   
   

   項目	内容	コメント
   型名	パフォーマンスモデル G4 15s-fq5131TU	型番：6Z7E0PA-AAAA
   OS	Windows 11 Home (64bit) ↓ Windows 11 Pro (64bit) にアップグレード	Pro では使いたい リモートデスクトップが 利用可能
   CPU	Intel Core i7-1255U	低消費電力 15W
   メモリ	8GB (4GB×2) (DDR4-3200) ↓ 16GB (8GB×2) (DDR4-3200) に増量	8GB でもそこそこ動くが 念のため
   グラフィックス	Intel R IrisR X Graphics	CPU に内蔵
   ディスプレイ	15.6インチワイド (1920×1080) フル HD 非光沢・IPS ディスプレイ	FHD なので十分使える
   ストレージ	256GB SSD (PCIe NVMe M.2)	高速アクセス対応 SSD
   カードスロット	SD カードスロット(SD/SDHC/SDXC 対応)
   オーディオ	デュアルスピーカ Realtek HighDefinition Audio 準拠 内蔵デュアルマイク
   Web カメラ	HP True Vision HD Webcam (約92万画素)	テレビ会議に十分
   キーボード	日本語配列、テンキー付き
   ポインティングデバイス	イメージパッド (タッチジェスチャ対応)	左右ボタンはなく パッドでシミュレート
   Wi-Fi	IEEE802.11ax/ac/a/b/g/n 2×2ストリーム	最大1200Mbps
   Bluetooth	Bluetooth 5.2	ノートでは必須
   セキュリティ	パワーオンパスワード アドミニストレータパスワード TPM	Windows11 で必須
   指紋認証センサ	〇	ログイン認証に使える
   端子	HDMI 出力端子×1 [SuperSpeed USB Type-CR 5Gbps]×1 [SuperSpeed USB Type-A 5Gbps]×2 ヘッドフォン/マイク・コンボポート×1 DC 電源入力	普通には十分
   バッテリ	リチウムイオン3セルバッテリ バッテリーファストチャージ機能対応 駆動時間 7.5時間	本体内蔵
   寸法	358×242×17.9～21.5mm	15インチモデルとしては薄型
   重量	1.6kg	15インチモデルとしては軽量
   Office ソフト	なし ↓ Microsoft 365 をインストール	Office は必須でしょう
   付属 AC アダプアタ	45W スマート AC アダプタ 入力：AC100～240V 50/60Hz 出力：DC19.5V/2.31A 型式：TPN-CA14 パーツ番号：L25296-002	15インチモデルとしては 小型軽量

   
   

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