Pioneer F-717 (6号機) が到着
2026年2月15日、新潟市江南区の H さんより
Pioneer F-717
の修理依頼品が到着しました。
20年前にメーカに修理依頼して修理不可で戻ってきたらしいです。
その後、故障のまま20年間も保管し続けた愛着と執念はすごいです。
程度&動作チェック
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修理依頼者のコメント
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修理依頼品は20年前に故障して以下の現象が出ました。
当方、AM 放送は聴きません。
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電源を入れて聴き始めると15分くらいで「ブツブツ」音が出だして、そのうち「ザーザー」音だけに変わりました。
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他局を選局すると音は出ましたが、そのうち「ブツブツ」音から「ザーザー」になりました。
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その後はどの局も選局できなくなりました。
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メーカに修理依頼しましたが「部品がないので修理不可」で戻ってきました。
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今回、送る前に再確認しました。
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電源を入れたら綺麗な音が出てビックリしましたが、15分くらいで20年前と同じ症状になりました。
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外観のチェック
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修理依頼品の製造シリアル番号は [HH1000133] で、電源コードの製造マーキングより [1987年製造品] と判明しました。
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[純正 AM ループアンテナ] は添付されていませんでした。
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全体的にはかなり綺麗な逸品です。
ワンオーナ品なのでしょう。
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リアパネルにある RCA 端子に少しクスミがあります。
使わずに放置したからと思います。
防塵カバーを付けておけばクスミは出ません。
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底板に [09年3月4日] と書かれたメンテナンスシールが貼ってありました。
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修理依頼者は20年前と言っていますが、正確には2009年3月にメーカ修理に出したと思います。
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電源 ON してチェック
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電源は良好に入り、ディスプレイの輝度は新品同様に明るいです。
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各ボタンの反応は正常そうです。
[REC LEVEL CHECK] ボタン ON で正常にテスト音が出ます。
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FM 受信
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到着して初めて電源を入れた直後は綺麗な音が出ましたが・・・
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1分後くらいでバリバリという雑音が出て、それから数分でサーという局間雑音だけになりました。
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局間雑音が修理依頼者のいう「ザーザー」音だと思います。
この状態になると全く同調ができないです。
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よって、まずは VT 電圧 (バリキャップの同調電圧) を調べる必要があります。
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AM 受信
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[純正 AM ループアンテナ] が付属していなかったので、右の写真の筆者が標準にしているループアンテナを接続してチェックしました。
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SONY ST-SA5ES などの大型ループアンテナです。
中古市場によく出ています。
横幅 28cm、高さ 12cm くらいのサイズです。
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NHK-1 (594kHz) と NHK-2 (693kHz) は S メータがフルで良好受信できましたが、これ以上の周波数の放送は受信できませんでした。
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上記より、こちらも VT 電圧に問題があるような気がします。
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上記の調査中にプリセットをしてみましたが、電源を切るとプリセットが消えます。
ここも故障しています。
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カバーを開けてチェック
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内部はかなり綺麗でホコリがありません。
基板も綺麗で、各種 IFT コイルもピカピカ輝いています。
かなり状態が良いです。
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基板に目視で明らかに劣化とわかる部品はありません。
リペア (その1):FM 受信が出来ず局間雑音が出る
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調査と原因
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VT 電圧をチェック
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VT 電圧はバリキャップに印加され、この電圧で同調します。
高い電圧になるほど高い周波数に同調します。
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FM の時は同調周波数の変化で VT 電圧が 7.5~23.5V に変化するはずが、ずっと 5.0V のままでした。
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VT 電圧が 7.5V より低い 5.0V になっているので同調できないのです。
正確には常に 76MHz より低い周波数を受信している。
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AM の時は同調周波数の変化で VT 電圧が 2.0~19.5V に変化するはずが、2.0~5.0V は正常で、5.0V 以上にならないです。
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2.0~5.0V までの NHK-1 や NHK-2 には同調できますが、5V 以上必要な高い周波数の放送には同調できないのです。
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下の回路図は PLL 及び VT 電圧発生部分です。
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FM または AM OSC 周波数を水晶発振器の精度で PLL 同期させる同調用 VT 電圧を生成します。

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調査
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[IC501] PLL IC の電圧 +5V と、VT 電圧の元電源電圧 +27V は正常でした。
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FM OSC および AM OSC 周波数は正常に入力されていました。
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[IC501] PLL IC と MCU (マイクロコンピュータ) との通信ラインには正常そうな信号が出ていました。
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外部とのインタフェースは正常なので、やはり、この回路のどれかの部品が故障していることになります。
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[IC501] PLL IC を IC ソケット化してから、手持ち品と交換してみましたが、直りませんでした。
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最終的に [Q502] トランジスタ故障が原因とわかりました。
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修理
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左の写真で青〇で囲んだ部品が [IC501] PLL IC で、赤〇で囲んだ部品が [Q502] です。
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[IC501] は IC ソケット化してから手持ち IC と交換してみましたが現象が変わらず、元の IC に戻しました。
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写真は [Q502] 交換後で、この交換で完全に直りました。
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右の写真は、交換前に基板に実装されていた故障したトランジスタ 2SC2603 です。

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下の表は部品交換リストです。
| 部品番号 |
交換前 |
交換後 |
備考 |
| IC501 |
CX7925B |
CX7925B |
PLL IC、交換したが現象変わらずで元に戻した |
| - |
IC ソケット |
IC 交換を容易にするため IC ソケット化した |
| Q502 |
2SC2603 |
2SC945-BL |
トランジスタ、これが故障していた |
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修理後の動作チェック
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FM 受信で [STEREO] 表示が出て雑音が無い綺麗な音が出ることを確認しました。
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AM 受信で NHK-1 や NHK-2 とか低い周波数の放送局しか受信できなかった不具合も同時に直りました。
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FM/AM とも受信周波数範囲で全て正常に受信できることを確認しました。
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コメント
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20年前にメーカに修理依頼して「部品がないので修理不可」だったらしいのですが、代替のトランジスタはあったと思います。
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メーカは修理では儲からないので、修理したくなかっただけと思います。
法律で定められた補修用性能部品保有期間を過ぎているのが言い訳。
リペア (その2):電源を切るとプリセットが消える
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原因
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[C518] 47mF/5.5V 電気二重層コンデンサが劣化して容量抜けしたのが原因です。
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電源 OFF の時のプリセットメモリのデータは [C518] でバックアップしています。
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修理
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下のリストのように部品交換しました。
| 部品番号 |
交換前 |
交換後 |
備考 |
| C518 |
47mF/5.5V |
0,22F/5.5V |
電気二重層コンデンサ |
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左の写真の黄色の大きいのが基板から取り外した劣化した電気二重層コンデンサで、小さいのが交換用です。
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右の写真は交換後です。
小さいですが黄色のものより4.7倍の容量があります。
技術の進化です。

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修理後の動作チェック
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電源を OFF してもプリセットが消えないことを確認しました。
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コメント
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取扱説明書にはメモリバックアップ期間は1ヶ月と書かれています。
([C518] がオリジナルの 47mF の場合)
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今回の修理で [C518] 47mF→0.22F と容量が4.7倍となったので、バックアップ時間は計算上4.7ヶ月になるはずです。
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実際には電気二重層コンデンサの自己放電もあるので1ヶ月よりも少し長い程度でしょう。
リペア (その3):ハンダクラック補修
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概要
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左の写真はオーディオ出力 RCA 端子の裏側です。
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右の写真の黄〇で囲んだのがは AM アンテナ端子、赤〇で囲んでのが FM アンテナ端子です。
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これらのリードは基板に直接ハンダ付けされており、[リアパネル] [基板] の2方向から常にストレスを受けハンダクラックしやすいです。

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下の写真は電源回路部分で、赤□で囲んだ放熱器が付いたパワートランジスタは、自らの発熱でリードがハンダクラックしやすいです。

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修理 (補修)
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[概要] で説明したリードのハンダ付け部分を補修ハンダ付けしました。
これでまた10年以上安心して使用できます。
リペア (その4):その他
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RCA 端子に少しクスミがある
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ピカール液
でマイクロ研磨して輝きが少し回復しました。
再調整
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電源電圧チェッック (VP)
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実測値は以下のように良好でした。
| VP |
標準値 |
実測値 |
判定 |
備考 |
| TP17 |
+13V |
+13.7V |
〇 |
チューナ全般 |
| CN501-1pin |
+5.6V |
+5.70V |
〇 |
MCU |
| CN501-4pin |
-8V |
-8.24V |
〇 |
FL |
| R401 左側 |
+27V |
+27.9V |
〇 |
VT 用電圧 |
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FM/AM 受信部の調整
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調整結果
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FM 受信
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RF トラッキング調整ズレがあり、再調整で感度が上がりました。
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FM 同調点調整が限界までズレていました。
再調整で規定内に入りました、
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ステレオセパレーションは再調整でこの機種ではトップレベルの優秀値が出て音の解像度が上がりました。
| 項目 |
stereo/mono |
L |
R |
単位 |
| ステレオセパレーション (1kHz) |
stereo |
70 |
70 |
dB |
| 高調波歪率 (1kHz) |
mono |
0.015 |
% |
| stereo |
0.025 |
% |
| パイロット信号キャリアリーク |
stereo |
-54 |
-48 |
dB |
| オーディオ出力レベル偏差 |
mono |
0 |
+0.04 |
dB |
| REC LEVEL CHECK 信号 |
mono |
328 |
Hz |
| -6.0 |
dB |
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AM 受信
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元々何の問題もなかったし、[純正 ループアンンテナ] の添付がなかったので、IF 調整だけしました。
使ってみました
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修理&再調整が終わって
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今回、部品取り用の F-717 も同梱されていたのですが使わずに済みました。
研究用の寄贈品としてありがたく頂戴します。
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到着時の外観チェックで非常に綺麗な逸品なので直さないと勿体ないと思いました。
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外観が綺麗な個体は大切に使われていた証拠で、再調整で素晴らしい性能に蘇る可能性が高いです。
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F-717 は Pioneer 最高峰のシンセサイザ式チューナで、ノンスペクトラム IF の素晴らしい性能と音質を再認識しました。
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デザイン
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やはり、Pioneer のシンセサイザチューナの最高峰は F-717 です。
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F-717 に続く、F-757 や F-777 ではありません。
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[ノンスペクトラム IF] と [PLL 検波] で高性能です。
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プリセットメモリは24局分あります。
十分です。
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FM アンテナ用 F 端子が2個あって、アンテナを2系統から選択できます。
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感度と音質
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FM の感度は良く、繊細な良い音です。
特にボーカルで素晴らしい声を聴かせてくれます。
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AM の感度は良く、S/N も良いです。
音は AM としては普通レベルです。