SONY ST-S333ESXⅡ をゲット！
2008年4月26日、ヤフオクにて SONY ST-S333ESXⅡの中古品を入手しました。
5,000円でした。
出品者のコメントは「外観は目立つ傷もなく美品です。付属品はAMアンテナ、取扱説明書のみです。左右のウッドパネルはありません。」
でした。
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外観は埃と手垢でいっぱいですが、まあ美品です。
フロントパネルにキズなし、ケースに少しキズがありますがヘコミなし、各コネクタに錆なしです。
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サイドウッドはなかったですが、天板の側面は純正の短いビス（M4×8, 4本）で止められていました。
よって、本機は当初よりサイドウッドなしで使われていたようです。
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蛍光表示部の輝度は明るく、新品同様です。
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純正 AM ループアンテナと取扱説明書が付属していました。
実は今回の入手目的は「取扱説明書」狙いでした。
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一応正常に動作しますが以下の状況でした。
- 操作ボタンで効きにくいものがありました。
- ステレオ分離度がかなり低下していました。ステレオ感がほとんどしない状態でした。
- 感度は問題なさそうですが、おそらくフロントエンドや検波回路が調整ズレしていると思います。
清掃／修理／調整
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埃と手垢だらけ
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内部は綿埃まみれでした・・・ハケとブロアで完全に綺麗になりました。
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全体を OA クリーナで丹念に清掃してピカピカになりました。
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操作ボタンで効きにくいものあり
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[MPX FILTER] [MUTING] [FM MODE] の3つのタクトスイッチを交換して良好になりました。
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フロントエンドや検波回路の調整ズレ
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フロントエンドのトラッキング調整など、全てを再調整しました。
感度は10% 上がりました。
調整の仕方は1号の
ST-S333ESXⅡ
を参照ください。
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調整中に気が付きました。
ステレオセパレーションが MPX 部分を軽く叩くとほとんどモノラルになる現象がありました。
これが「セパレーションがかなり悪い」と思った理由でした。
原因は MPX 部のリア側アースバーの半田クラックでした・・・補修半田付けにて直りました。
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上記の補修後、MPX 部を完全調整することができました。
ステレオセパレーションは 80db 近く取ることができました。
超優秀です。
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以上で聴き違えるほど素晴らしい音になりました。
感度も良いです。
