KINHANK Super Console X4 Plus

KINHANK Super Console X4 Plus をゲット！

2024年11月27日、 KINHANK [Super Console X4 Plus] が AliExpress のブラックフライデー・ビッグセールで 送料込7,568円 でした。 注文から5日で届きました。

[中華ゲーム機] と呼ばれるジャンルの ハイエンド寄り製品 で、この X4 シリーズで 一番上位のモデル です。

90,000個以上のゲームを内蔵！ 実際に103,205個入っていました。

ここで掲載したキャプチャ画像は激安の AE USB3.0 Video Capture でスクリーンショットしたものです。

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[Super Console X8] よりハードスペック向上

1. 本機の購入を決めたのはハードスペック
   
   
   • 以前に購入した Super Console X8 より高いハードスペックを目指しました。
     
     
2. [Super Console X8] との比較
   
   
   • [Super Console X4 Plus] の [CPU] [GPU] 性能は [Super Console X8] より上です。
     
     
   • [Super Console X4 Plus] は [Super Console X8] の1年ちょっと前に発売されので、ソフトバージョンがやや古いです。
     
     

     比較項目	Super Console X8	Super Console X4 Plus
     EmuELEC	V4.7	V4.6
     CoreELEC	×	〇 (microSD 4GB カード)
     android	V13	V11
     CPU	Rockchip RK3528	Amlogic S905X4
     GPU	ARM Mali-450 MP2	ARM Mail-G31 MP2
     RAM	4GB
     eMMC	32GB
     Ethernet	100Mbps	1000Mbps
     Wi-Fi	Wi-Fi 6 (2.4GHz+5GHz) IEEEE802.11b/g/n/ac/ax
     Bluetooth	V5.2	V4.1 【注1】
     USB	USB3.0＋USB2.0
     発売	2024年11月	2023年7月

     
     注1：製品説明には [BT 4.0] とあるが、Linux の [hciconfig -a] コマンドで調べたところ、[V4.1] と判明した。
     
     

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製品構成

1. セット品
   
   
   • 以下の品物がセットされており、オールインワンです。 すぐに使えます。
     
     
   • ゲームパッドは 2.4GHz ワイヤレスパッドです。
     
     
     
     
2. 今回購入したのは EU 仕様
   
   
   • USA/JPN 仕様品が売り切れだったので、やむを得ず EU 仕様品を購入しました。
     
     
     • ひょっとしたら操作言語がスペイン語などになっているかもしれませんが、これは日本語に変更できます。
       
       
   • 何が違うかというと、[AC アダプタ] が異なり、壁コンセントに挿入する [AC プラグ] の形状が違うのです。
     
     
   • [AC アダプタ] の型式は EU 仕様の [MR-0503000EU] でした。
     
     
     • [入力：AC100～240V 50/60Hz] [出力：DC5V/3A] [DC プラグ：5.5/2.1mm センタプラス] です。
       
       
     • [AC アダプタ] の電気特性的には問題ないので、[EU→JP プラグ変換アダプタ] を使えば日本でも使えます。
       
       
   • また、日本で本機に適合する代替 [AC アダプアタ] は簡単に見つかります。 いずれにしよ大した問題ではない。
     
     

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端子とスロット

1. 各種端子とスロット
   
   
   • 以下の写真の端子とスロットがあります。
     
     
   • テレビとは通常 HDMI ケーブルで接続しますが、昔のテレビへは AV 端子からアナログ接続することもできます。
     
     
   • USB 端子は [USB3.0] [USB2.0] が1個ずつです。
     
     
     • ワヤレスゲームパッドの [レシーバ USB ドングル] や有線ゲームパッドを接続します。
       
       
     
     
     
2. 補足
   
   
   • 写真ではわかりませんが、Wi-Fi も内蔵しており、有線 LAN 接続するより Wi-Fi 接続のほうがお手軽です。
     
     
   • LAN 接続しなくてもゲームはできますが、システムのアップデートやゲームのダウンロードができません。
     
     
   • パソコンを使わなくても本機だけでダウンロードできるのです。
     
     

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製品添付の [256GB microSD カード]

1. microSD に入っているもの
   
   
   • エミュレータとゲーム ROM アプリが入っており、実装していないとゲーム環境が立ち上がりません。
     
     
   • microSD を実装しないで立ち上げると android 11 が立ち上がり、普通の android マシンとして使えます。
     
     
2. microSD カードを Windows11 で読んでみた
   
   
   • Windows11 で読み込めましたが、[ディスクの管理] で見ると以下のようになっていました。
     
     
     
     
   • これを見ると、エクスプローラで読めたのは [F] [D] の部分だけです。
     
     
   • [F] [D] の間にあるパーティションは Linux フォーマットの EXT4 で、ここにエミュレータが入っています。
     
     
   • [F] は EMUELEC とネーミングされていますが、これはエミュレータが使います。
     
     
   • [D] は EEROMS とネーミングされていますが、ここにゲームの ROM データが入っています。
     
     
3. microSD カードのバックアップを作成
   
   
   • microSD が壊れるとゲームができなくなるので、バックアップを作成する意義があります。
     
     
   • Windows11 のコピーでは全部のバックアップができず、ディスクイメージでのバックアップをする必要があります。
     
     
   • imageUSB アプリを使って microSD のディスクイメージを取得しました。
     
     

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製品添付の [4GB microSD カード]

1. microSD に入っているもの
   
   
   • CoreELEC という TV BOX アプリが入っており、実装して立ち上げると CoreELEC が動作します。
     
     
2. microSD カードを Windows11 で読んでみた
   
   
   • Windows11 で読み込めましたが、[ディスクの管理] で見ると以下のようになっていました。
     
     
     
     
   • これを見ると、エクスプローラで読めたのは [F] の部分だけです。
     
     
   • [F] の後にあるパーティションは Linux フォーマットの EXT4 で、ここに CoreELEC が入っています。
     
     
   • [F] は COREELEC とネーミングされていますが、これは CoreELEC が使います。
     
     
3. microSD カードのバックアップを作成
   
   
   • microSD が壊れると CoreELEC が使えなくなくなるので、バックアップを作成する意義があります。
     
     
   • Windows11 のコピーでは全部のバックアップができず、ディスクイメージでのバックアップをする必要があります。
     
     
   • imageUSB アプリを使って microSD のディスクイメージを取得しました。
     
     

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EmuELEC / RetroArch / Emulator

1. そもそもの前提
   
   
   • EmELEC (または CoreELEC) も android も Linux のディストリビューションの1つで、全く別物です。
     
     
   • 製品に添付された microSD カードを実装して電源 ON すると、microSD からブートして EmELEC (または CoreELEC) が立ち上がります。
     
     
   • microSD カードを実装しないで電源 ON すると、基板に内蔵された ROM からブートして android が立ち上がります。
     
     
   • 繰り返しますが EmELEC (または CoreELEC) と android は別物なので、言語やタイムゾーンなどの設定は別々にやる必要があります。
     
     
2. 本機のプログラム構成
   
   
   • [User] は使う人、[EmuELEC] [RetroArch] [Emulator] はプログラム、[ROM] はゲームデータです。
     
     
     
     
3. [ROM] はゲームの入った [カセット] [CD-ROM] などに相当するデータ
   
   
   • ゲーム機なら [ゲームカセット] を差し込む操作が必要ですが、本機ではデータとして保存されているので選ぶだけです。
     
     
   • また、自分でゲームカセットからデータを吸い上げて [ROM] として保存してゲームを追加することも可能です。
     
     
4. [Emulator] はゲーム機をエミュレートするプログラム
   
   
   • [ROM] に入っているゲームを実行します。 ゲーム機に相当する動作をします。
     
     
   • 本機は複数のゲーム機をエミュレートするので、そのゲーム機に対応する数だけあります。
     
     
5. [RetroArch] は複数ある [Emulator] 群を取りまとめるプログラム
   
   
   • [Emulator] のフロントエンドです。 遊びたい [ROM] に対応した [Emulator] を自動的に選択してくれます。
     
     
6. [EmuELEC] は UI プログラム
   
   
   • [RetroArch] のフロントエンドです。 ビジュアルな操作で遊びたいゲームを選択できます。
     
     

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エミュレートするゲーム機

1. 概要
   
   
   • UI は EmuELEC で、普通には使う人 (User) が遊びたいゲームを選択するだけです。
     
     
   • [EmuELEC] のおかげでプログラムの知識なしにゲームを楽しめます。
     
     
   • [RetroArch] 以下の設定にはある程度の知識が必要です。
     
     
2. エミュレートするゲーム機
   
   
   • [クラス] とゲーム機の対照表は以下です。 概ね20年以上経ったゲーム機です。
     
     
   • レトロな67種類のゲーム機をエミュレートします。 凄まじい！
     
     

     メーカ クラス (機種) 発売年 Amstrad CPC 464 1984 GX4000 1990 Arcade ARCADE - FB Alpha - MAME - Atari ATARI 2600 1977 ATARI 800 1979 ATARI 5200 1982 ATARI ST 1985 ATARI 7800 1986 ATARI LYNX 1989 Bandai WonderSwan 1999 WonderSwan Color 2000 belogic UZEBOX 2008 Capcom CP SYSTEM 1988 CP SYSTEM Ⅱ 1993 Coleco coleco vision 1982 Commodore Commodore 64 1982 AMIGA 1985 AMIGA CD32 1993 Magnavox Odyssey 2 1979 Mattel Intellivision 1979 Microsoft MSX 1983 MSX2 1985 Milton Bradley Vectrex 1982 NEC PC-Engine 1987 PC-Engine CD 1988 Super Grafx 1989 Nintendo GAME & WATCH 1980 FAMILY COMPUTER 1983 Entertainment System 1985 Entertainment System Hacks 1985 FAMILY COMPUER Disk System 1986

     メーカ クラス (機種) 発売年 Nintendo GAME BOY 1989 Super Famicom 1990 SUPER NINTENDO 1991 SUPER NINTENDO Hacks 1991 VARTUAL BOY 1995 NINTENDO 64 1996 GAME BOY COLOR 1998 GAME BOY ADVANCE 2001 Pokemon mini 2001 NINTENDO DS 2004 Panasonic 3DO 1993 Ports OpenBOR 2008 Sammy ATMISWAVE 2003 SEGA SG-1000 1983 Master System 1985 MEGA DRIVE 1988 GENESIS 1989 GENESIS HACKS 1989 GAME GEAR 1990 MEGA DRIVE Japan 1988 SEGA 32X 1991 SEGA CD 1991 SATURN 1994 Dreamcast 1998 NAOMI 1998 sinciair ZX81 1981 ZX Spectrum 1982 SNK NEOGEO 1990 NEOGEO CD 1990 NEOGEO POCKET 1998 NEOGEO POCKET COLOR 1999 SONY Playstation 1994 PSP 2004 Watara SUPER VISION 1992

     
     

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ゲームパッドの [A] [B] [X] [Y] ボタンなど

1. ゲームパッドの [A] [B] [X] [Y] ボタン配置には2種類ある
   
   
   • 下の写真のように、ゲームパッドによって [A] [B] と [X] [Y] 位置が反対になっています。
     
     
   • 市場にはこの2種類のゲームパッドが半分半分です。
     
     　
     
     
2. 本機で想定しているボタン配置は左の写真のゲームパッドの並び
   
   
   • ボタン配置設定する時は左の写真の並びと思って登録してください。
     
     
   • ボタン登録画面ではどのボタンを押して登録するかガイド図が出るので、文字は見ないでガイド図通りに設定すればよいです。
     
     
   • この記事では、[A] [B] [X] [Y] ボタンを左の写真のゲームパッドの並びで記述しています。
     
     
3. [L3] [R3] ボタンはどこにある？
   
   
   • [L3] は左側のスティックを垂直に押します。 [R3] は右側のスティックを垂直に押します。
     
     

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ゲームの開始～終了までの大まかな操作

　【おことわり】本機は非常に機能が多いので、代表的なサマリだけを記述します。

1. 準備作業
   
   
   • [2.4GHz ワイヤレスゲームパッド] は乾電池で動作します。 単4アルカリ電池×2本をセットします。
     
     
   • 本体に [2.4GHz 無線 USB ドングル] [microSD カード] を実装します。
     
     
   • 付属の [HDMI ケーブル] を使って本体とテレビを接続します。
     
     
   • 付属の [AC アダプタ] の DC プラグを本体に挿入します。
     
     
2. ゲームパッドとの無線接続
   
   
   • 本体立ち上げ後にゲームパッドの電源スイッチを ON にすると自動接続します。
     
     
     • ペアリング中は赤と緑の LED が点滅します。
       
       
     • 自動接続が完了したら緑 LED が消灯し、赤 LED が点灯します。
       
       
     • ゲームパッドをしばらく操作しないと自動的に電源 OFF になります。
       
       
   • 自動的に電源 OFF となった場合の再接続
     
     
     • ゲームパッドの [mode] ボタンを押すと再接続します。
       
       
     • LED の点灯のしかたは上記と同様です。
       
       
3. トップ画面
   
   
   • 本体に AC アダプタを接続し、AC プラグを壁コンセントに挿入すると立ち上がります
     
     
   • 少し時間がかかりますが、下のような [トップ画面] が出ると立ち上げ完了です。
     
     
   • ゲーム機に相当する [クラス] を選択する画面です。
     
     
     
     
4. クラス画面
   
   
   • [トップ画面] で [クラス] を選択して [A] ボタンを押すと、この [クラス画面] になります。
     
     
   • ここで遊びたいゲームを選択します。 画面右にゲームのサムネイル画像が出るので参考になります。
     
     
   • クラス画面からトップ画面に戻るには [B] ボタンを押します。
     
     
     
     
5. ゲーム画面
   
   
   • [クラス画面] でゲームを選択して [A] ボタンを押すと、例えば下のような [ゲーム画面] になります。
     
     
     • このようにタイトルは英語表記でも中身は日本語のゲームが結構あります。 やはり日本人には日本語がやさしい。
       
       
   • ここから先はゲームの指示に従います。
     
     
     
     
6. ゲームを終了するには
   
   
   • [SELECT]＋[START] ボタンの同時押しを連続2回実行すると [クラス画面] に戻ります。
     
     
     • [SELECT] ボタンをホットキーにしている場合です。 購入時のデフォールトはこの状態です。
       
       
     • 同時押しとは、[SELECT] ボタンを押しながら [START] ボタンを押すことです。
       
       
7. 電源 OFF する前にシャットダウンしたほうがよい
   
   
   • 本機は Linux システムで動作しているため、電源 OFF 前にシステムをシャットダウンしたほうが良いです。
     
     
   • [トップ画面] に戻って [SELECT] ボタンを押すと [クイック アクセス] メニューが出ます。
     
     
   • [システムをシャットダウン] を選択して実行するとシステムをシャットダウンします。 終わったら電源 OFF します。
     
     

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ホットキー

1. ホットキーとは
   
   
   • [ゲーム実行中にだけ有効になる特別な機能] を起動するボタンのことです。 購入時のデフォールトは [SELECT] ボタンです。
     
     
   • [ホットキー] と [他のボタン] との同時押しで特別な操作を起動します。
     
     
     • 同時押しとは、[ホットキー] を押しながら [他のボタン] を押すことです。
       
       
   • ホットキーが設定されていないと、ゲームを終了することができなくなります。
     
     
2. ホットキー機能
   
   

   ボタン操作		実行内容	備考
   [ホットキー]＋	[R1]	実行中のゲーム状態を指定された [slot] 番号に保存する	[slot] 番号は0から始まる格納庫のイメージ
   	[L1]	指定された [slot] 番号からゲーム状態を復元する
   	[→]	[slot] 番号を +1 する
   	[←]	[slot] 番号を -1 する
   	[↑]	音量を上げる	通常はテレビのほうで音量調整するので最大でよい
   	[↓]	音量を下げる
   	[X]	RetroArch の [クイックメニュー] を呼び出す
   	[B]	ゲームをリスタートする
   	[START]	連続2回押すと [クラス画面] に戻る	1回目～2回目までの間隔が長いと無視される
   [L3]＋[R3]		RetroArch の [クイックメニュー] を呼び出す	[ホットキー]＋[X] と同じ

   
   
3. ホットキーは変更可能
   
   
   • デフォールトのホットキーは [SELECT] ボタンですが、後述の [コントローラー＆BLUETOOTH設定] 設定で変更可能です。
     
     
   • [SELECT] ボタンで何にも困らないので、後で混乱しないよう、このボタンで良いと思います。
     
     

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ゲーム実行中に呼び出せるメニューと、ゲームを実行していない時に呼び出せるメニューは違う！

• ゲーム実行中に呼び出せるのは RetroArch のメニューです。
  
  
• ゲームを実行していない時に呼び出せるのは EmuELEC メニューです。
  
  

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[トップ画面] から呼び出せる [メインメニュー] [クイック アクセス] [エミュレータに移動] (EmuELEC)

1. メインメニュー
   
   
   • [トップ画面] でゲームパッドの [START] ボタンを押すと、下の [メインメニュー] が出ます。
     
     
     
     
   • コントローラー＆BLUETOOTH設定
     
     
     • 新しいゲームパッドを登録したい時に設定します。 ボタンの定義やホットキーが設定できます。
       
       
     • Bluetooth ゲームパッドもここでペアリング設定します。
       
       
   • ネットワーク設定
     
     
     • Wi-Fi でネットワークと接続したい時はここで設定します。
       
       
     • 設定すると時刻表示も正しくなります。 ほぼ必須の設定です。
       
       
     • [更新とダウンロード] 機能を使うには LAN 設定が必須です。
       
       
   • システム設定
     
     
     • [TIMEZONE] [言語 (地域)] などが設定できます。 この2つは、ほぼ必須の設定です。
       
       
2. クイック アクセス
   
   
   • [トップ画面] でゲームパッドの [SELECT] ボタンを押すと、下の [クイック アクセス] が出ます。
     
     
     
     
   • システムをシャットダウン
     
     
     • EmuELEC を停止し android をシャットダウンします。
       
       
     • できればこの方法でシステムシャットダウンしてから電源 OFF したほうが良いです。
       
       
     • システムシャットダウン後は電源 OFF して、次の電源 ON でいつも通りに立ち上がります。
       
       
3. エミュレータに移動
   
   
   • [トップ画面] でゲームパッドの [B] ボタンを押すと、下の [エミュレータに移動] が出ます。
     
     
     • エミュレータを設定できるメニューと思うのですが、まだ理解できていません。 研究中です。
       
       
     
     
     

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[クラス画面] から呼び出せる [メインメニュー] [表示設定] (EmuELEC)

1. メインメニュー
   
   
   • [クラス画面] でゲームパッドの [START] ボタンを押すと、[メインメニュー] が出ます
     
     
   • [トップ画面] で呼び出せる [メインメニュー と同じなので、そちらの説明を参照ください。
     
     
2. 表示設定
   
   
   • [クラス画面] でゲームパッドの [SELECT] ボタンを押すと、下の [表示設定] が出ます
     
     
     
     
   • 文字別ゲームフィルタ
     
     
     • ゲーム名にフィルタをかけて絞り出すことができます。 サーチと呼ばれる機能と同じです。
       
       
     • キーワードに一致するゲームを絞り出して表示します。 遊びたいゲームを探すのに便利に使えます。
       
       

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[ゲーム画面] から呼び出せる [クイックメニュー] [メインメニュー] (RetroArch)

1. クイックメニュー
   
   
   • ゲーム実行中に以下のいずれかの操作をすると [クイックメニュー] が呼び出せます。
     
     
     • [L3]＋[R3] ボタンを同時に押す
       
       
     • [ホットキー]＋[X] ボタンを同時に押す
       
       
   • このメニューからもゲーム状態を保存／復元などの操作ができます。
     
     
     
     
   • ここで [B] ボタンを押すか、[コンテンツを閉じる] を選択すると [メインメニュー] に変わります。
     
     
2. メインメニュー
   
   
   • このメニューは [トップ画面] で [SELECT] ボタンを押して [START RETROARCH] を選択することでも呼び出せます。
     
     
   • ホットキー起動ではできない、もっと詳細な設定ができます。
     
     
   • このメニューから [終了] を選択すると、[クラス画面] (もしくは [トップ画面]) に戻れます。
     
     
     
     
   • RetroArch での設定は次の操作をしないと保存されない！！！
     
     
     • [メインメニュー]→[メイン設定ファイル] と辿り [現在の設定を保存] を実行します。
       
       
     • 上記の操作をし忘れると設定が保存されず、次の RetroArch 起動 (ゲーム起動) では以前の設定のまま動作してしまいます。
       
       

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ゲームパッド登録での補足事項

1. コントローラー＆BLUETOOTH設定
   
   
   • [トップ画面] から [メインメニュー]→[コントローラー＆BLUETOOTH設定] でゲームパッド設定メニューが呼び出せます。
     
     
     
     
   • このメニューを見ると プレイヤー1～8 の最大8台のゲームパッドを接続できるようです。
     
     
   • ここで、無線/有線ゲームパッド以外に Bluetooth ゲームパッドも接続できます。
     
     
2. ここで注意！ ・・・ 考えてみたら当たり前なんだが
   
   
   • 上の画面は無線ゲームパッドの [DEET TGZ-850M] [ELECOM JC-U3412SBK] の2台接続した結果です。
     
     
     • [プレイヤー1～8] と実際のゲームパッドはここで紐づけできます。
       
       
   • ホットキーが使えるのは [Iプレイヤー1] に紐づけしたゲームパッドだけです。
     
     
     • どのゲームパッドでもホットキーが使えたらかえって困りますものね。 他人が勝手にゲームを終わらせたりと。 考えてみたら当たり前です。
       
       
   • [プレイヤー2] 以降のゲームパッドはゲームのほうが対応していないと使えません。
     
     
     • 2人用のゲームなら [プレイヤー1～2]、4人用ゲームなら [プレイヤー1～4] が使えます。
       
       
     • 対象外のゲームパッドを操作しても (ゲームのほうで) 無視されます。 これも考えてみたら当たり前です。
       
       

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[F1] って？

1. 画面の一番下の操作ガイド
   
   
   • ゲーム画面以外の画面の一番下に、下のような操作ガイドが表示されています。
     
     
   • ゲームパッドのどのボタンを押せばよいかをガイドするものです。
     
     
   • ここに [F1] が表示されていますが、ゲームパッドには [F1] ボタンがありません。 どうやって入力するの？？？
     
     
     
     
2. [F1] の入力のしかた
   
   
   • パソコンの USB キーボードを USB 端子に接続して、キーボードの [F1] キーを押すと入力できます。
     
     
   • 実際にやってみましたが、ファイル操作する画面が出ます。 デバッグ用途と思います。
     
     
   • 安易にファイルをいじると危険なので、普通は操作しないほうがよさそうです。
     
     

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神業 が使える (root でログイン)

1. root で ssh ログインできる！
   
   
   • ログインするためのパラメータは以下の通りです。
     
     

     username	password
     root	emuelec

     
     
2. 実際にログインしてみた
   
   
   • ssh クライアントに PuTTY を使って Windows11 からログインしました。
     
     
     • IP address は [MAIN MENU]→[NETWORK SETTINGS] を見ればわかります。 ポート番号は標準の 22 でよいです。
       
       
     • 蛇足と思いますが、[Super Console X4 Plus] と同じネットワークからでないとログインできません。
       
       
   • ログインが完了すると、そこは使い慣れた Linux の世界です。 素晴らしい！！！
     
     
3. sftp 転送もできる
   
   
   • ssh が使えるということは sftp が使える ということです。
     
     
   • Windows11 で FileZilla Client を使って sftp 接続してみたら、スンナリ接続できました。
     
     
     • これで [Windows11]～[Super Console X4 Plus] 間でファイル転送ができます。 操作は ftp と同じです。
       
       
   • 巷では [Super Console X4 Plus] で ftp が使えないと嘆いている人がいますが、この sftp を使えばよいのです。
     
     

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使ってみました

1. デザイン
   
   
   • OL の弁当箱みたいな奇妙なデザインです。
     
     
   • 122(W)×86(D)×35(H)mm 207g と軽量コンパクトです。 いずれも実測値
     
     
     • コンパクトですが頑丈な作りで、少し高級感のある重みも感じます。
       
       
   • これ1台で、67種類のゲーム機を所有しているのと同じ
     
     
     • 同じマリオでも日本版と US 版で遊べます。 しかもゲームカセットを付け替える手間もありません。
       
       
   • この機種は天側に冷却ファンが付いており、常時回っていますが静かです。 冷却ファンはあったほうが良いのです。
     
     
     • CPU は自身の温度を計測しており熱くなるとクロックを下げて消費電力を抑え自身を守ります。
       
       
     • 冷却ファンがあるので常に CPU の最高クロックで動作できます。
       
       
     • すなわち、遊んでいる最中に勝手にゲームが遅くなることがありません。
       
       
2. 3通りの立ち上げ方法
   
   
   microSD カードを抜き差しするのは面倒と思うのですが、これ以外に手段はなさそうです。
   
   
   1. [ゲーム入り microSD] を実装して電源 ON するとゲームを統括する EmuELEC が立ち上がります。
      
      
      • EmuELEC は RetroArch と連動してゲームをするために特化した Linux ディストリビューションです。
        
        
      • 主に UI を担当し、ゲームを動作させるためのエミュレータの知識が無くてもゲームを遊べるようになります。
        
        
   2. [CoreELEC 入り microSD] を実装して電源 ON すると CoreELEC が立ち上がります。
      
      
      • CoreELEC は android TV Box で Kodi を動かすことに特化した Linux ディストリビューションです。
        
        
      • android 上でメディアプレーヤアプリを使うより圧倒的に軽快に動作します。
        
        
   3. [microSD なし] で電源 ON すると android が立ち上がります。
      
      
      • ご存じ android なので説明は要らないと思います。 android も Linux ディストリビューションの1つです。
        
        
3. 画面が綺麗でゲームの処理速度は良好
   
   
   • ゲーム自体は昔のアナログ TV の解像度しかなく、これを 2K や 4K にスケールアップしています。
     
     
     • こうであっても非常に綺麗な画面で表示できています。
       
       
   • 本機は中華ゲーム機のハイエンド側に近い製品でサクサクと軽快に動作します。
     
     
4. 操作言語は日本語にしても十分使える
   
   
   • 以前に買った Super Console X Cube では、日本語表示にもできましたが、なんだか変な日本語で違和感ありました。
     
     
   • 本機の日本語化は 95% 以上達成されており、十分使えるレベルになっています。
     
     
5. EmuELEC のゲームパッド設定でボタン登録のバグがありそう？！
   
   
   • [トップ画面] から [メインメニュー]→[コントローラー＆BLUETOOTH設定] でゲームパッド設定メニューが呼び出せます。
     
     
     • ここから [コントローラー＆BLUETOOTH設定] でゲームパッドのホットキーを設定します。
       
       
     • この設定は EmuELEC の設定ですが同時に RetroArch にも反映されます。 (されるべきです。)
       
       
     • ところが、うまく RetroArch に反映されないことがありました。 どういった時にこのようになるか因果関係がよくわかりません。
       
       
   • ゲームをしていてボタン操作がおかしいと感じたら、RetroArch のほうのホットキーを再設定をすると直ります。
     
     
     • ゲームは RetroArch 下で動くのです。 RetroArch に入って、[設定]→[入力] と辿ると下のメニューになります。
       
       
     • このメニューの [ホットキー] を見直して再設定します。
       
       
     • 再設定後は [メインメニュー]→[メイン設定ファイル] で [現在の設定を保存] を忘れずに実行します。
       
       
       
       
6. 総評
   
   
   • レトロな人にはレトロゲームで十分な気が！
     
     
   • 最新のゲームには指がついていけない。 あらためて、こんなゲームがあったのかという発見が楽しいです。
     
     
   • 本機は設定をいじったりして遊べるのが素敵です。 スティック型ゲーム機はお手軽ですが、マニア的にいじくる楽しみがないです。
     
     
   • ゲームパッドのボタン登録のバグはありそうですが対処できます。 対処後は楽しくゲームできます。
     
     
     
     

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レビュー記事など

1. レビュー記事
   
   
   • あいつが進化！Super Console X4 Plusを遊ぶ！今回もコスパ最強！動作がかなり安定化！ (YouTube)
     
     
   • Super Console x4 Plus SNES Review | Best SNES Retro Console 2024 | Aliexpress - Kinhank - Emuelec (YouTube)
     
     
   • The Super Console X4 Plus Was NOT What I Expected | Full Review (YouTube)
     
     
2. 参考記事
   
   
   • Super console X システムカードの作成方法についてのお話 (YouTube) ・・・ KINHANK Super Console シリーズはほぼ同じ
     
     

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海賊ゲーム機の違法性について

1. 結論から言うと
   
   
   • 日本の法律では、個人が海賊ゲーム機と知りつつ購入して使っていても逮捕されることはありません。
     
     
     • 法的に灰色かもしれませんが個人が処罰を受けることはありません。
       
       
   • 海賊ゲーム機を製造・販売した者は処罰されます。
     
     
     • でも amazon でも売ってますよ。 尼さんが逮捕されるのかな？
       
       
2. お偉い弁護士さんの見解
   
   
   • アマゾンで買える謎の“中華ゲーム機”を購入→プレイしてみた…著作権侵害の違法性は？
     
     
   • 白黒つけたい著作権の問題。中華ゲーム機を買うのは合法か！？吸い出しは？？犯罪事例も公開！！
     
     
3. 個人で注意すべきこと
   
   
   • 海賊ゲーム機を転売や中古販売すると [海賊ゲーム機を販売した者] に抵触する可能性があります。
     
     
   • 違法性があるのは [海賊ゲーム機本体] ではなく、[ゲーム内蔵 microSD カード] のほうです。
     
     
     • よって、海賊ゲーム機から microSD カードを抜いた状態で譲渡すれば何ら問題はありません。
       
       
   • 個人で密かに楽しんいるだけなら何ら問題ありません。
     
     

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